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執筆者の写真Admin

元舞妓・紅子先生と巡る 祇園祭特別ツアー【後祭編】


夢館の夏を彩るイチオシイベント『元舞妓・紅子先生と巡る 祇園祭特別ツアー』今年は「前祭」だけでなく「後祭」ツアーも実施!前祭に引き続き、後祭も大盛況。たくさんのご参加本当にありがとうございました!

8/22に開催した後祭りツアーは、伝統ある佇まいの京町家を改装した「夢館御池別邸」からの出発です。ご一緒にウェブ体験いたしましょう!

※2018年ツアー概要はこちら

※浴衣レンタル詳細はこちら



<浴衣選びとお着付け>

御池別邸では、衣装選びもヒロイン・タイム

夢館の浴衣の品揃えは、多分お客様の想像以上です。すりガラス越しの優しい日差しの中、雰囲気たっぷりの御池別邸で、豊富な色柄・サイズ、バラエティー豊かに、熱心に選んでいただきました。ご希望に応じて、ヘアセットも。プロの仕上がりで浴衣美人に。これでいつでもスタートできます!

<プロカメラマンによる写真撮影のプレゼント付き>

全員が揃う間に、夢館自慢のお庭でグループごとに記念撮影。和の雰囲気に浴衣がマッチしてとても素敵!御池別邸ならではのサービスです!

<紅子先生の祇園祭ミニセミナー開始>

記念撮影も終わり、いよいよ紅子先生とご対面。今日の紅子先生は白地に柳の柄の涼し気な着こなし。祇園祭の起源、歴史やエピソードについて、岩戸山の鉾町に住まう元舞妓・紅子先生ならではのミニ講義(約30分)があります。京都生まれのスタッフでも知らなかった知識の宝庫です。



海外からの参加者も通訳を通して紅子先生のお話しに聞き入ります。

<いざ、ツアー出発!!>

さあ出発です!御池別邸の玄関を背景に、紅子先生を囲んで恒例の記念撮影 色とりどりの浴衣が映えますね!


1)【役行者山】

役行者という位の高い行者が、二人の神様をうごかして山と山の間に橋を架けます。どのようにして神様をうごかしたのでしょうか・・・?紅子先生がひもとく歴史や伝説に耳を澄ませて聞き入ります。



2)【鷹山】

こちら鷹山は、現存しません。古くは、応仁の乱以前から巡行していた由緒のある、大変豪華な山鉾でしたが、1826年の大雨以来、巡行に参加しなくなり、現在まで約190年もの間、御神体をお飾りする居祭だけを続けてきました。近年、復興のためのコミュニティが設立され、鷹山は都大路を巡行する日を目指して着実に歩んでおられます。一生懸命に活動するコミュニティの皆さんの姿が印象的です。

3)【八幡山】

江戸時代の名工、左甚五郎の鳩の彫刻で有名です。町内に祀られている八幡神を山の上にのせて巡行します。ご利益は子供の夜泣き封じです。町内の子供たちだけに伝承される面白い伝説があります。来年のツアーに参加してお聞き下さいね。



4)【北観音山】

南観音山と一対で、こちらが男、南観音山が女と言い伝えられています。ご神体は楊柳観音で、山の後ろに柳をつけて巡行します。巡行後にこの柳の葉を持ち帰ると、一年間無病息災ですごせると言われています。

この周辺には、素敵なショップやカフェがたくさんあります。このあたりで私達も一休み



5)【鯉山】

山の上に大きな鯉が跳躍しており、龍門の滝をのぼる鯉の奔放な勇姿をあらわしています。この彫刻は、江戸時代の名工、左甚五郎作で、立身出世のご利益で大変有名です。私は鯉の模様の手ぬぐいを買いました!



鯉山のタペストリーは重要文化財としても有名です。その繊細かつ大胆な美しさにひきこまれます。どのようにして、はるばるベルギーから日本へ渡ってきたのでしょうか?その謎は来年のツアーで!

6)【浄妙山】

一対のご神体は、平家物語の宇治川の合戦における先陣争いの様子をあらわしています。これには2つの説があり、1)功名を得るための先陣争い、2)先に行った師匠を守るために、師匠の頭上を「ごめんそうらえ」といって飛び越え、自らが先陣を切った、というものです。

ミステリーは、この2つのご神体を山にのせるために、300年の間、綿々と護られ続けている凄いならわしです。元舞妓の紅子先生からしか聞けないお話です!

7)【橋弁慶山】

有名な故事、牛若丸と弁慶が五条大橋の上で戦う姿をあらわしています。前祭りのカマキリと並んで、子供に大人気!


ツアーはここで解散です。この後は、さらに散策するもよし、オシャレなカフェで涼むもよし、自由にお過ごし下さい。レンタルした浴衣は、翌日の返却で大丈夫ですので、京都の一日をゆっくりとお楽しみ下さい。

今回も、参加者のみなさまの素敵な笑顔が弾けました!


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