京都の町はホンマにおもしろい。
ちょっと通りを入ってみたら
昔にタイムスリップしたような気分になる時があります。 その1つが江戸時代に華やかやった花街「島原」です。 江戸幕府公認の花街やって 遊郭とは違って歌とか舞でお客さんをもてなさはりました。 「輪違屋(わちがいや)」さんは置屋(おきや)さんで 太夫さんや芸妓さんをかかえてはりました。 そして角屋(すみや)さんは 揚屋(あげや)さんで 置屋さんから太夫さんや芸妓さんらを 派遣してもらって宴会を催してはりました。 また句会やお茶会など文化的サロンの役割りもしたはったそうです。 幕末には新選組も足しげく通ったはったとか。 華やかやった頃の名残をとどめる建物や景色。 静かな時間を過ごしてみはるのもええと思います。
貴船 茜
輪違屋:現在もお茶屋さんとして営業中なので見学不可
JR嵯峨野線「丹波口駅」下車 徒歩8分
角屋
輪違屋(わちがいや)